• テキストサイズ

最愛 【黒子のバスケ】

第8章 それぞれの場所


side青峰

黄瀬とテツと別れてチームに合流して開幕戦を見てからCLに戻ってきた。

いよいよ本格的にシーズンが始まる。

どのチームもそうだけど今年こそはチャンピオンになりたいと思ってシーズンに臨む。

初戦の結果や内容はその後の試合に大きく影響してくる。
チームでのスカウティングはもちろんだけどそれだけじゃ足りねぇ。

自宅に戻ってからも初戦の対戦相手のDVDを見て研究を重ねて、各自気付いたことを練習前のカンファレンスで言い合いながら調整をしていく。


ひじに若干の不安はあるものの即影響を及ぼしてくるような要素は今のところねぇ。
だけどレギュラーシーズンが終わったら念のため精密検査を受ける。
これから先少しでも長くバスケをやっていくためには体のメンテナンスは欠かせねぇ。

専属のトレーナーを雇うことも考えてるけど今のとこ納得できる仕事をしてくれる奴に会えてない。


午前中のトレーニングを終わらせて一旦自宅に戻って午後は軽いゲームをして今日は終わる。


スマホを確認するとみさきからメッセージが入ってた。

(日本時間で3月の22日の11時40分発のフライトで4泊で行くんだけど大丈夫かな?)

試合スケジュールを見るとユナイテッドセンターで23日に俺たちが試合で24日に同じ場所で火神達が試合だった

(大丈夫だ。チケット送る)

とりあえず火神に言ってチケットもらうか。

(みさきたち3月22にこっち来て試合見に来るっつーから24日のお前の試合のチケットよこせ)

(みさきからさっき連絡来た。みさきいるし全員うち泊まらせるつもりだけどそれでいいか?)

そうか。火神んちはシカゴだからその方がいい。
ホテルより全然安全だ。

(ホテル用意するってみさきに言ったけどお前んちでいいならその方がいいわ)

(なら俺から言っとく)

火神んとこなら何日かは一緒にいられる。

日程も決まったことだし、マジで負けられねーな。

/ 1719ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp