第3章 今日からマネージャー

すみれ「んんー！」

横田「ついでに手も、ね？（ニヤ」

財前「すみれー！どこや？！すみれー！」

横田「？！」

すみれ「んんー！！！んんんー！」

横田「財前くんの声やぁ！うれしすぎる（ニコ」

すみれ「……！」

横田「財前くんは、うちのもんや。」

ｶﾞﾁｬ

横田「ざーいぜーんくーん！！」

財前「！！横田先輩！すみれ、見ませんでした？」

横田「帰ったんとちゃう？？顔色悪そうやったし」

財前「………」

横田「廣瀬さんなら大丈夫やと思うよ？コート戻ろ？」

財前「……俺、帰ります」

横田「えっ。？」

財前「すみれの家行ってきます」

横田「……なによ……」

財前「え？」

横田「財前くんっ！そんなにあの女が大事？！私じゃダメなの？？？ねぇ、答えてよ……光くん」

財前「……気安く名前で呼ばないでくださいよ先輩。俺あんたみたいな嘘つきで腹黒い女大っ嫌いなんだよね。どーせすみれどっかに監禁してんだろ？レギュラー陣のマネージャーになれなかった腹いせに」

横田「……な、なに言ってるのよ。財前くん……私がそんな事、するわけないじゃない？………」

財前「まぁいいよ、どうせみんなにばれてるよ。お前の馬鹿げたお芝居は」

横田「…………！」

財前「コート、戻れば？」

横田「ざ、財前くんのばか！」

ー横田退散

ｶﾞﾁｬ

財前「！！すみれ！！！」

すみれ「んんー！」

財前「今はがしてやるからな！」

ﾍﾞﾘ

すみれ「光ー！！！（泣」

財前「よしよし、怖かったな。すみれ」

すみれ「ほんまに怖かった（泣」

財前「……ごめんな。守ってやれなくて」

すみれ「……！！…光は悪くあらへん。うちももう少し危機感もてば良かったんや……ごめんな、光。心配かけて」

財前「無事で……よかった……」ｷﾞｭｳ

すみれ「……！///」

財前「横田先輩は多分マネージャー辞めるよ。先輩たちが辞めさせると思う」

すみれ「……そっか。」

財前「すみれ、今日はもー帰ろ？俺と」

すみれ「うん、帰る」

ーテニスコート

白石「すみれ！ほんまにすまん！！」

すみれ「え！いえ！白石先輩は悪くありません！！私の危機感が足りなかっただけです！」

千歳「大丈夫やった？」

遠山「ねぇちゃん大丈夫？」

すみれ「千里先輩、金ちゃん…大丈夫ですよ、ありがとうございます（ニコ」