第3章 今日からマネージャー
・・「俺は、3年2組の忍足謙也。プレイスタイルはカウンターパンチャーや。よろしくな!すみれ!」
財前「……部長。俺も言わなだめですか?」
白石「んー。すみれがしなくていいって言ったらせんでええよ」
財前「すみれ。俺やりたないわ」
すみれ「でもせっかくやけん。光の自己紹介聞きたいわ(ニコ」
財前「今更なに言っとんねん」
すみれ「お願いや、光」
財前「ったく。仕方ないな。2年7組の財前光。プレイスタイルはオールラウンダー。……よろしく」
すみれ「良くできました~(ニコ」
財前「お前馬鹿にしてるべ」
すみれ「しとらんしとらん!!」
財前「ったく。」
すみれ「ふふっ(ニコ」
・・「1年4組の遠山金太郎や!!ワイのプレイスタイルはオールラウンダーやで!ねぇちゃんよろしゅう!」
ー他の部員の自己紹介終了
すみれ「皆さん!よろしくお願いします!(ニコ」
白石「すみれには、基本的にはレギュラー陣のサポートをしてもらう。横田、お前にはその他の部員のサポートに回ってもらう」
横田「……えっ?」
すみれ「わかりました」
横田「え!ちょっと、待ってよ白石。なんで私がレギュラー陣のサポート役じゃないの?!なんで。なんで廣瀬さんなの?!」
白石「横田。こいつはテニス経験者で、財前ともやり合える人だ。是非ともサポートに回ってほしいんだ」
横田「………私は…何のためにマネージャーをやってきたの……?」
白石「テニスが好きだからじゃないのか?」
横田「私は……ッ!!……そうよ、テニスが好きだからよ!!!」
白石「(……ッチ)まぁいい。そう言うことだ、頼んだよ横田。お前ならできる」
横田「………」
すみれ「あ、あの……」
横田「なに?早くレギュラー陣の所行けば??」
すみれ「あ……はい…」
白石「どうした?すみれ」
すみれ「あ!いえ、大丈夫です。あの、マネージャーはどこに荷物置いたり着替えたりすればいいんですか?」
白石「あー。横田が知ってるんだけどな。横田どこだ」
すみれ「探してきます」
白石「わかった。頼むよ」
すみれ「はいっ」
ーー裏庭
すみれ「……ここどこ??」
横田「あら、廣瀬さん。こんな所で…何してるの?」
すみれ「あ!花梨先輩!!探してたんです(ニコ」
横田「………何?」