第6章 対轟
~放課後~
「訓練場ってどこにあるの?」
轟「わかんねぇなら、一緒に行くか?」
「いいの?ありがとう!」(微笑)
轟「っ////」
あかりの前では轟もいつもの冷静さを失っていた
「焦凍の個性ってなんなの?」
轟「俺の個性は…………」
「あ、言いたくないならいいんだ。無理には聞かないから。話せそうになったら話してくれると嬉しいな」
轟「悪いな」
「ううん、大丈夫!」
そうこうしている間に訓練場に着いた
「ここが訓練場ねぇ………本気でやったら潰れそう」
轟「早速はじめてもいいか?」
「ルールは?」
轟「どちらかがたおれるまで、時間制限なしだ。」
「了解。焦凍からきていいよ」
轟「じゃあ遠慮なく、いかせてもらう!」
轟がそういった途端、訓練場全体を覆うかのような大きい氷がせまってくる。
「おー、やるなぁ、でもこの程度じゃ………」
あかりは火の個性を使い、すべてを溶かした。そしてすぐさま轟の背後にまわった。
轟「ちっ!どこ行きやがった!」
轟が焦っている間に抹消の個性を使い、氷の個性で轟を拘束…………
轟「そんなのに易々と引っ掛かるかよ!」
しようとしたが轟が反応し、できなかった
「ふーん、対戦慣れしてるね。」
轟(個性が使えない今、素手でやるしか…………!)
「そろそろ終わりかな」
轟「は?」
轟に向かって氷をだす。がそれは囮で、よろついた轟をあかりは押し倒して動きを封じた
轟(動けないように腕も足も氷で固定されてやがる……)「参った………」
時間にしてものの数分だった
「ふふ、まだまだだね」
轟「次はもっと接戦にできるようにしておく」
「楽しみにしてる!」