第4章 個性把握テスト
~教室~
相澤「全員いるな。お前らに大事な話が………」
爆豪「あの女の話はねぇのかよ」
爆豪が待ちきれずに相澤に言った
相澤「今から話す。いいな?」
「はーい」
相澤「こいつは個性が0歳で発症した。その個性が強すぎて今まで学校に行くことを禁じられていた。それどころか外出すらまともにできなかった。ずっと国に監視されていたからな。それが今年許されたんだ。雄英に特別推薦者として入ることを条件にな。そして個性の他にも身体能力、学力、応用力、その他全ての力がずば抜けている。それにもうこいつはヒーロー免許を持っている。オールマイトや他のヒーローも勝ったことがない。つまり無敵なんだ。国を動かすほどの力を持った子供、それが黒桃あかりだ。」
全員静まり返った。強いとは思っていたがそこまでとは誰も思っていなかった。
その沈黙を破ったのは轟だった
轟「結局そいつの個性ってなんなんだよ」
相澤「全個性、だ。全ての個性が使える。それどころかイメージしただけで個性を創れる。1度に複数使うこともできる。」
緑谷「もしかして、ヒーロー名以外なにもわかってないっていう謎のヒーロー、ルナって………」
「正解!私のことでーす!」
緑谷「ぼ、僕、大ファンなんです!握手してください!」
「いいよー。でもこれからは同級生な訳だし敬語はやめようね。あとあかりって呼んでね。あ、みんなも!あかりって呼んで!」(ニコッ)
クラスメイト全員が赤面したとかしてないとか………
相澤「こんなもんだな。あとこれは国家機密だからな。外部に漏らすなよ。もし漏れたら幽閉されるかもなぁ。」(ニヤッ)
相澤は最後に脅しをかけてこの話を終わった