第1章 不法侵入
「アハハ…それは災難だったわね…」
今朝あったことを私はルーシィに話した。するとルーシィは少し苦笑いになりながら私の話を聞いてくれた
『私が何回も勝手に家に入るなって言ってるのに…あのバカ兄貴は…』ハァ
私はテーブルに頬杖を付き深いため息をついた、あの兄貴のせいで私はこんなにも疲れるだなんて…
「なんだよユキー、そんな顔して?」
「あいー」
ナツとハッピーが私を心配してくれたのか声をかけてくれた。
『大丈夫だ、問題ない…』
「イヤイヤ、顔すごいことになってるわよ…」
私の顔がすごいことになっているだと?…そんなことはない。多分…これも全部バカ兄貴のせいだ…
「何だよユキ、ずいぶんご立腹だな…」
噂をするとバカ兄貴であるラクサスが私の後ろに立っていた。
『…別に。不機嫌じゃないし…』
このままだとまた、兄さんにいじられる…!そうだ…ガジルの所にいこう!←
『ついてくんな…』スタスタ
私はガジルの所にスタスタと歩いて行くと、当たり前のように兄さんが後ろからついてきた
「何だよ?ユキ…反抗期か?」
『うっさーい!…』
どこにガジルはいるの?…
「?ユキ何してんだ?…」
ちょうどよくガジルがFAIRYTAILのドアから入ってきた。抱きついてやる…
『…』ギュ
「!?ユキ」
私は無言でガジルに抱きついた。ガジルは顔を赤くしながらアタフタしてる(笑)
「何かあったのか?…」
『なんもない…』
ガジルに抱きついてるとなんか…落ち着く