【JOJO・アヴドゥル夢※R18】二人きりの小島にて
第4章 日常へ?
数日後、ジョースター一行が島に到着。ポルナレフへのサプライズで登場するつもりが、潜んでいたスタンド・ジャッジメントのおかげでとんだ再会劇となってしまった。
姫は、それら全てが終わったあとに改めて全員と再会した。
「おぉ〜! 姫! しばらくじゃのォ!」
「数日間ですけど、少しでも会わないと久しぶりって感じですね!」
ジョセフがわしわしと姫の頭を撫でた。その様子は孫と爺。
「姫もアヴドゥルも無事か。……おい、ジジイ……早く潜水艦に行かねーか」
タバコに火をつけながら承太郎が言う。
「ポルナレフを除いて僕らも心配してました」
花京院が笑いながら言うと、ポルナレフは怒ったように頬を膨らませていた。
「本当にひでぇよな! 俺だけ除けモンにしてよォ!!」
姫がニヤリと笑う。
「ポルナレフさんは……アヴドゥルさんが生きてること、すぐにポロッと言い出しそうですし?」
「姫ちゃんまでひでぇよ…」
しゃがみこみ、さめざめと泣くポルナレフの頭を、とりあえず撫でてあげる姫。
ポルナレフが顔を上げ、彼女に問いかけた。
「アヴドゥルが老けてたってことは……姫ちゃんのスタンドかい?」
「その通りです。ポルナレフさんもどうです?」
「いや、断る!……そうか、姫ちゃん急にいなくなったと思ったらアヴドゥルの野郎と一緒にいたのか!」
ポルナレフは姫の肩を抱いて、エスコートするような動きをする。
「アヴドゥルの世話疲れたろ〜? ここは俺とゆっくり潜水艦でお茶でもどう??」
「え、えっと……」
姫が断りの言葉を言おうとした時だった。急にアヴドゥルに手を引っ張られ、抱き寄せられる。
「んだよアヴドゥル〜! てめぇはずっと姫ちゃんと一緒だったろ! 今度は俺と」
チッチッチッ……とアヴドゥルは人差し指を立てて言う。そしてニヤリと笑い、抱き寄せる手を強めた。
「それは困るなポルナレフ。……姫は”俺の女”だ」