• テキストサイズ

短編集  Dear my precious…

第17章 いつもそばに。*桜井良[黒バス]


ーーーーーーーーーーーーーーーー
二人目は高校の入学式で出会った。

失恋のショックで、もう恋なんかしてやるか!って思ってたのに……

彼に惹かれてしまった。

恋に落ちたのは彼も同じだったようで、すぐに付き合い始めた。

いつも隣にいて、一緒にいるのが当たり前で……その当たり前がとても幸せだった。

毎日が輝いて見えた。


運命だって、本当に思った。





















でも別れは突然だった。


「うそ……事故にあった…?」

頭が真っ白になった。
信じたくなかった。
考えたくなかった。


だけど彼は私の隣からいなくなってしまった。


彼に触れた私の手が、妙に熱かった。

あの熱を私は忘れない。
/ 244ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp