第5章 路地裏アンアンin徳川家康
数年前・・・?
竹千代「やめ・・・やめろよ!!離せよ!!」
忍「安心しなよ。
気持ちいいことしかしないからさ」
竹千代・・・のちの家康に、
忍は今日も絡んでいた。
三河の国から人質として、
今川に捧げられた少年を、
忍は気に入り、
当主である義元に頼んで、
その身をもらいうけてからというもの、
こうして忍は、
竹千代を傍から見れば玩具にしていた。
(忍は竹千代を弟として、
かわいがっていたつもりだったのだが、
竹千代からすればそうではなく、
のちのちまでこの一件は心の傷となっていた)