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魔界の夜

第3章 『お世話』


状況を把握する前に私の両腕は後ろに回され、固定されてしまった。

「少々手荒になりますが。」

世話係がそう言うと背中からジャラリと金属音が聞こえた。そしてグイッと引っ張られ、背中を壁に押しつけられてしまった。
世話係に裸体を前面から全て見られる形になってしまい、両腕でとっさに隠そうとするが、できなかった。

「ちょっと縛らせて頂きました。」
「は、離してっ」
「なりません。」

そう言って世話係は淡々と床に落ちてしまったタオルをカゴに入れ、真新しいタオルを用意する。そして私の身体の水滴を拭い始める。

「やめて…」

腕の鎖をガチャガチャ言わせながら呟くが、世話係は聞く耳を持たない。
隅々まで体を拭かれた後、世話係はタオルをカゴに投げ入れ、まじまじと私の身体を見つめる。
シャワールームとの温度差でたってしまってる乳首に気づき、隠したくなるがそれもできず、私は顔を背け目をつぶった。

「それでは身体チェックを開始します。」

もじもじさせていた足を急に片方だけ持ち上げられた。

「あっ!だめっ」

大事な所もまじまじと見られ、もう恥ずかしさでどうにかなりそうだった。さっきの男の部屋は少し薄暗いくらいだったが、脱衣場は明かりが灯っていてはっきりと見えてしまっている。
そして世話係の手が私の秘所に伸びる。

「っ…!」

割れ目を広げられた。ひんやりとした空気と見られている羞恥にあそこがひくつくような感覚におそわれる。

「きれいですね。ちょっとひくひくしてます。」
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