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エラリーの彼女【名探偵コナン】

第26章 これも全て巡り合わせ


ぼんやり、ふわふわとした意識の中。
秀一さんが隣に寝そべってきて。顔が近付いて、こめかみや耳の方へ溢れた涙を唇で掬われ、目尻にキスをされる。

抱き締めて欲しくて、横を向き秀一さんの背中にへなへなと腕を回せば、ギュッと抱き締め返してくれるのが嬉しくて。その逞しい身体に包まれるのが何とも心地良くて目を閉じ。彼の胸に顔を埋めて身体を擦り寄せた。


ドクドクと動く心臓の音を聞きながら思う・・・今日の秀一さんは・・・なんだかおとなしい?いつもならこのタイミングって・・・もうとっくに挿れられてる状況じゃないか?


ふと目が開いて。なんとなく目の前の彼の肌に口付けた。厚い胸に何度もキスをして・・・秀一さんの乳首を口に含む。舌でチロっと舐めると、僅かに反応があるのが堪らなくって・・・止まらなくなる。


「かおり・・・っ」

「ん・・・わたしも、するの・・・」


秀一さんの手が頭の後ろを撫でて、背中を滑り、腰を抱いてくる。脚を絡められ、彼の下着越しに昂ったモノも押し当てられる。

腰の辺りが甘く疼く。手を伸ばして、下着の上から秀一さんのソレの形を確かめるようにさわさわと撫でる。勿論、乳首にキスを続けるのも忘れない。

手の中のソレが硬度を増していくのに伴って、秀一さんの気持ち良さそうな吐息が漏れてきた。

わたしの手のひらに自分のものを押し付けるように彼の腰がゆるゆると動く。それに合わせるように、熱い塊に手を重ねて柔らかく握る。


「かおり・・・ああ・・・」


ソレは下着の中で随分な大きさになり、ちょっと苦しそうだ。
なんとか起き上がり、秀一さんの下着に手を掛け、そっと下ろす。跳ねるように飛び出てきたソレが無性に愛おしくて堪らなくて・・・吸い寄せられるように唇を付ける。

わたしだってまだなのだ、彼だってお風呂には入ってない。でも相手の事は気にならないから変なものだ。

仰向けになった秀一さんの脚の間に座り、先の張り出した部分にたっぷりキスをして。

舌を這わせていくと、秀一さんがわたしの髪を梳いて耳にかけて・・・頬を撫でてくる。

動くのを止めてチラリと視線を上げると、ニヤリと笑む彼と目が合い。秀一さんの顎がクイッと動く。“早く続きをしろ”って事だろうか。勝手に了承して、また舌を這わせる。下から上へゆっくりと舐め上げて、くびれた所も舌先でなぞる。
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