第2章 十何年ぶりかの
結局、イライラしたまま大学も終わり
マンションへ帰る途中
コンビニで見つけてしまった
手越さんを
そして、ゆっくりと目が合う
こちらに来ようとしたみたいだけど友達か誰かに呼ばれて
コンビニの奥の方へ消えた
その時に見えた手越さんの悲しそうな目が
私の心にささる
なんで、そんな目するの
気になってしょうがないじゃん
心配したくなるじゃん
あーー
私昨日あったばかりに人に何感情移入してんだろ
疲れてんのかな
早く家帰ってねよ…
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♪~♪~♪♪~♪
ん…
なんだよ
てか、今何時?
23時?
結構寝たな
で、誰からのメール?
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手越さん
――――――
あぁ、なんだろ
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Re.Re.
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返信遅れてゴメンナサイ
あの、俺思ったんですけど