第1章 今と昔
おし、ラッピングもできたし
渡すか
ピーンポーン
………
ピーンポーン
…いないんですけど
どしよ…
がちゃっ
*(ビクッ)
?「はぁーい」
*「あ、あの…って、朝ぶつかった人!!」
?「ホントだ!!」
*「朝はホント、スミマセンでした」
?「全然ダイジョブですよ笑」
*「で、これはあの、粗品ですが…」
?「ありがとうございます!!」
*「では…」
寒いし、はやく部屋戻りたいよ・・・
?「あのっ、」
*「?」
なんだよ…
はやく、部屋に戻らせてくれっ
?「よかったら、メアドか、LINEのID、教えてくれませんか?」
は、何言ってんだこの人
初対面だぞ?
*「あの、それは…」
?「やっぱ、無理ですよね…」
そ、そんな悲しい顔されると
断りにくいじゃないですか…
*「…いいですよ、メアドくらいなら」
そもそもLINEやってないし
必要ないかなーって思ってるからね
?「やったぁ!」