第4章 1人じゃない
事情聴取をした結果。
風見にアレを渡した犯人によると犯人は以前も捕まったことがある人物だった。
その時に相楽に逮捕されたことを強く恨み相楽に復讐しようとしていたのだ。
犯人が相楽に渡したものの中に入っていた指は検査の結果、相楽の祖母のものだと判明した。
相楽の祖母の安否確認をしたところ何者かに連れ去られたことがわかった。
犯人を問い詰めなんとか彼女の祖母の場所を聞き出した俺らはすぐにその場所へと向かった。
しかし彼女の祖母は無残にも殺されていた。
彼女は一緒にその現場に行ったがすぐさま祖母の元へ駆け寄りずっと
「おばあちゃん!おばあちゃん!」
と叫んでいた。