第9章 ソードアートオンライン《アインクラッド》
『よかった』
私は名門校の椚が丘中学校を受験し、その合格通知を見て呟いた
お母さん「すごいじゃない‼️」
お父さん「しかも、特待生じゃないか‼️」
お兄ちゃん「全部百点って凄いよ、鈴、合格おめでとう‼️」
『うん、お母さん、ココアとか持ってきてくれてありがとう
お父さん、参考書とかたくさん買ってくれてありがとう
お兄ちゃん、勉強教えてくれてありがとう』
受験勉強中に色んなことをサポートしてくれた家族に
満面の笑みでお礼を言う
3人「「「///////」」」
お兄ちゃん「あ~/////鈴可愛すぎ‼️」
そういった、お兄ちゃんに抱き締められる
お母さん「本当に天使じゃないかしら////」
お父さん「いや、女神様じゃないか?////」
『普通の人間だよ~』
お母さん「今日は鈴の合格お祝いしましょう‼️」
『うん、ありがとうお母さん‼️』
少し過保護だけど大好きな家族
『お母さんもお父さんもお兄ちゃんも大好き』
そう言って皆で食卓を囲む
たくさんお話しして食べ終わってお風呂に入ったら
お休みの挨拶をして自分の部屋に戻る
そして、ナーブギアを手に取って頭にかぶって寝転がる
そして、呟く
剣の世界に行くための呪文を・・・
『リンク・スタート!!』
今日はソードアートオンラインの正式サービスが開始される日
βテストの時に登録したキャラクターを使ってログインする
目を開ければ何度も見慣れた始まりの街だった
『最初に戻っちゃったな~』
そう呟いて、レベルを上げるため
始まりの街の北に広がる森に向かった
次々とモンスターを倒していく
『この感覚たまんない‼️』
モンスターを倒すときの爽快感にぎゅっと手を握る
そして、次々とモンスターをきっていく
いったん休むために森から出たときに
突然、リンゴーン、リンゴーンという、鐘のような
―――――――あるいは警報音のような大ボリュームのサウンドが鳴り響いた
『何?』
ふしんに思っているといきなり鮮やかなブルーの光の柱が体を包んだ
『これは‼️』
βテストの時に何度も体験した、テレポート
でも、テレポートするためのアイテムを持っていないのになぜ?