第15章 修学旅行の時間
前原「会ったことあるのか?」
カルマ「この間アスナさんの病室でね
エギルにはその帰りに店に寄った時に会ったから」
『本当は他にも会いたい人はいるけど
今はまだ現実と向き合うの大変だろうし
連絡先は菊岡さんから貰ってるからいつでも会える
どうせ、そのうちオフ会するだろうし
今無理して会う必要ないよ』
カエデ「大人だね////」
『それに会ったら怒られるような泣きつかれるような気がする』
磯貝「なんでだ?」
『だって、本来なら私死んでるはずだし』
全員「「「え........」」」
岡野「どういうこと?」
『茅場を倒した時茅場と同時に私のHPバーもゼロになって
デスゲーム化したSAOではそれは死を意味する
そのルールの通りなら私もキリトもアスナも死んでるんだよ』
片岡「なら、なんで」
『さぁ?あいつの考えてることなんてわかんない
茅場が何を思って私達を現実に返したのか
それは茅場にしかわからないよ』
不破「有澤さんって本当にすごいね」
『そう?まあ、無茶しやがって!って怒られそう』
カルマ「それだけ、鈴が大切ってことでしょ」
そう言ってしっかりと手を握られる
『会いたいなぁ』
そう言ってカルマの肩に頭を乗せた
?「アリス?」
その時、聞き覚えのある声が聞こえた
目を開けてその人物を確認する
『クライン!』
クライン「アリス、アリスなのか」
『相変わらずの野武士ズラだね』
ニヤリと口角を上げて笑った
クライン「なんで、っ!アリスてめえ!」
そう言って肩を掴まれて揺らされる
クライン「心配かけやがって!」
『ちょ、酔うって』
そう言って手を離させる
『まあ、心配かけて悪かったよ
私もキリトもアスナもみんな無事だから』
クライン「たく、ジュース奢れよな」
『私、15歳、子供だからお金持ってない』
クライン「純粋な子供のふりすんな!」
『どっからどう見ても純粋な乙女だよ』
クライン「どこがだ!」
そう言った後、クラインがカルマと私が手を繋いでいるのを
見て固まった、やば、面白い