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Blood Moon Night
第7章 不死の華「後編」
マルク:「君が探し求めていたものはこれだろう?採取は手伝う。僕たちしか、いや。僕しか採取できないから。」
そう言って彼は瞳の色を深紅に染めた。
キサラを抱きかかえ、宙へと浮くと不死の華が多く咲く場所へと移動した。
マルクは口で服の袖を捲り上げ、真っ白な腕を露出させた。白く鋭利な牙が彼の腕に当たったと思ったとたん、自分の腕を引き裂いた。
表情を変えずに腕から溢れ出る血液を振り払うように華へと捧げた。
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