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第3章 入学式。 ~開式~
「そうだったんだ!」
櫻井君の妹なだけあって、すごい美形!
眠ってるからわかんないけど、
まつげ長いし、目が大きいんだろうな。
…うらやましい…。
二「まぁ、そのうち目覚めると思うから、安心して。」
「あれ?そういえば、優ちゃん、倒れてるのに…保護者の方は?」
二「あぁ、それね。親父さん、ちょっと忙しい人でね。今は確か、海外赴任中。」
「へぇ~、かっこいい。じゃあ、お母さんは?」
二宮君は一瞬、困った顔をした。
二「死んだんだ。三年前に。」
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