第16章 斬魄刀異聞
『ルキアちゃん、大丈夫?』
ル「は、はい。かたじけない」
『くそっ』
その間にも結界は破壊され、中からやせ細った男が出てきた。
『あいつが...響河』
村正は感極まったように響河を見続けている。
村「我が主よ...」
斬りかかろうと刀を構えたその時、
一「うおおおおぉぉっ!!」
『代行くん!』
やっぱり無事だったか。頼もしい助っ人が来たもんだ。
一「ルキア、悪ぃ。遅くなった」
ル「たわけが」
『私にはないわけ?(ニッコリ)』
一「あ、い、いや。お、遅く...ナリマシタ」
『よろしい』
まさか一護がここに来るとは思わなかった村正は、驚いたように一護を見ていた。