第10章 零番隊復活
「死ね、ブス!!」
ガンッ
「りりかちゃんに土下座しろ!!」
ドスッ
「うぜぇんだよ、その面。可愛くもないくせにっよ!!!」
ドカッ…...ガンッ
『いっ......』
真夜中の外れにある倉庫。
帰ろうと歩いていると、突然後ろから羽交い絞めにされて、ここに連れてこられた。
犯人はあの馬鹿女の言葉を信じているゴミクズ共。
連れてくるや否や、集団で蹴ったり殴ったり。おかげで色んなところが傷だらけ。
ガンッドスッドスッ
『.........っ!!』
女相手に手加減もしないわけ?こいつらは。まじでゴミだな。
鬼道で全員ぶっ飛ばそうとも考えたけどやめた。
こんなことで騒ぎを起こしたら、余計に酷くなる。
そう思い、ずっと耐えている。
しばらくして扉が開き、誰かが中に入ってきた。