第2章 プロローグ
私は助けられてばかりで
私にとって君は王子様みたいな存在だった
いつだってそう
私の変化にいち早く気づいてくれた
私がいつもと違うと、すぐに気づいてくれたのは、
君とあの人
それが当たり前になってた
君がいつも隣に居て
私が君の隣に居て
そうやって毎日が過ぎて行く
私は君に甘え過ぎてたのかな
何も自分で解決出来てなかった
私のことなのに、
私が何とかしなくちゃいけないのに
君に甘えて何もしなかった
あの頃に戻りたいな
って時々思うこの頃
私にとって君が、
すごく大切な存在だって気づいたんだ