第18章 またまた世界が変わっても(3)
『ほらっ暴れるなよ!』
嫌だっ…怖いっ
『待てっコイツっ!』
助けて…雅紀…雅紀っ
翔「雅…っ!」
夢に魘され飛び起きると、そこは『俺』の部屋だった…
翔「夢…か…」
その時俺の頬にス…と手が添えられ、驚きで肩を凄ませると…
潤「あ…ごめん…驚かせて…」
翔「…潤…」
潤が心配そうにしていた
潤「大丈夫?翔くん…大分魘されてたけど…」
翔「…ごめん…起こして…」
潤「…相葉くん…呼ぼうか?」
翔「えっ…」
な…何で潤が…
潤「翔くん…今と病院で魘されてた時、ずっと言ってたんだ…『雅紀…雅紀…』って…」
う…うわーっ////
俺そんな声に出して雅紀を呼んでたのかっ!?
翔「い…良い良い!呼ばなくてっ/////」
潤「…翔くんは相葉くんが好きなんだね」
翔「えっ…う…うん…」
潤「そっか…向こうではどうなの?2人は…」
翔「い…一応付き合ってる…」
…どうしたんだ?潤…少し寂しそうな顔をしてるけど…
翔「潤…どうかした?」
潤「ん?安心した反面、ちょっと複雑な心境」
翔「複雑?何で…」
潤「…こっちの世界では、俺と翔くん、恋人同士なんだ」
翔「へぇー…」
・・・
翔「ええーーーっ!?」