第16章 またまた世界が変わっても（１）

智「何だよ雅紀…翔くんじゃないって…」

潤「今俺達の目の前にいる人が翔兄さんじゃないなら、この人は誰になるの？」

和「雅紀兄さんも頭打ったんですが？」

雅「そうじゃないけど、違うんだ。よく解らないけど、俺の知ってる翔ちゃんじゃない」

…雅紀が知ってる俺じゃない…？

翔「…なあ…潤とニ…和也は俺の弟…？」

潤「えっ…まあ…そうだけど…」

和「今さら何言ってるんですか？」

翔「智くんと雅紀は？」

智「俺達も兄弟だけど…ホントにどうしたんだ？翔くん…」

どうしたもこうしたも…一体何が何やら…

テレビ局の階段から落ちて、目が覚めたらここに…

雅『…ごめんね翔ちゃん…俺がちょっと離れた間にこんな怪我をする羽目になって…』

もしかして…

翔「雅紀…俺が怪我をしたのって、もしかして階段から落ちたとか…？」

雅「えっ？そうだけど…」

やっぱりかーーーっ！

何で俺はそんな何回も異次元に迷い込むんだよっ！

作者の陰謀か！？←その通り

雅「…翔ちゃん？」

翔「…俺が今から話す事、信じられないかもしれないけど…」

潤「え？」

そして俺は皆に全てを打ち明けた…