• テキストサイズ

various story 【気象系BL】

第11章 それぞれの別世界


和「で、俺も無事に15の誕生日を迎えられたから、高校は知り合いのいない県外に出たんだ」

潤「なるほど…それで斗真はニノが男だと知ることもなく、別れ別れになったのか…」

斗「急に居なくなった時はショックだったよ…誰も和が何処の高校に行ったのか知らなかったから…」

男だと知られたくなかったから、友達(もちろん女子高の)にも言わずに出たからな…

翔「智さん、知ってたの?この事…」

智「うん、和本人から聞いた。俺がスピリチュアリストだと知って、無意識に心閉ざしてたから何かあるなって思って」

別にスピリチュアリストは読心術が出来る訳じゃないのに、無意識にやってたんだよな…

本当なら大野さんに対して凄く失礼な事してたのに、俺の事許してくれて…

そんな事を考えながら大野さんの事を見つめていたら

斗「和っ!」

和「うわっ!な、何!?」

俺と大野さんの間に斗真が割り込んできた

斗「俺の気持ちは今でも変わってない…和俺と付き合ってくれ!」

・・・

和「はい?」

…何?俺聞き間違えた???

斗「だから!俺と付き合って下さい!」

和「…俺の話聞いてた?俺男だよ?」

斗「1から10まで隅々聞いた。その上で言ってる」

…はいーーーっ!?

/ 329ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp