第8章 パロっていこう!
<チュンチュン>
智「うーん…朝か…」
ワンパターンな鳥の囀りを聞きながら目を覚ますと…
智「…?ここ…何処だ?」
部屋の内装は俺の部屋なんだけど…
智「…何か違和感があるなー…」
普段と何処か違和感を感じていたら
<パタパタ>
誰かが階段を駆け上がる音が聞こえ
<コンコン>
俺の部屋のドアをノックしてきた
智「はい?」
俺が返事をすると
「あ、智兄起きた?ご飯出来てるよ」
智「雅紀…」
雅紀が顔を覗かせていた
…けど何だ?何か何時もの雅紀と違うような…
雅「…どしたの智兄…まだ寝ぼけてるの?」
智「んな事ないよ、今から起きる…」
…って解った…雅紀の声何時もより少しだけ高くて、若返った感じがするんだ…
智「雅紀、風邪ひいたのか?声が何時もより少し高いけど…」
雅「ううん、別に…」
和「雅兄が風邪ー?大丈夫だよ智兄、馬鹿は風邪ひかないから」
雅「あー!和っ!朝から兄ちゃんを馬鹿にするなよ!」
そう言って2人でじゃれながら走って行った…
…?何だ?和也のあの口調も…何時もと違うぞ???