第36章 子供達
ライナー「自分の僅かな命か、アイリスとクリスタの未来か。選ぶのはお前だ」
エレン「おい、言えよ!敵の正体は!ユミル!」
ユミル「さぁな…」
ユミルの言葉にエレンはクッと歯を噛み締める
ライナー「決まりだ。残念だったなエレン」
ベルトルトはライナーいる木まで飛び降りると後ろからドォンッと言う音が響く
2人が後ろを見ると緑の煙弾が上がっていた
ベルトルト「(まさか…調査兵団がもう…)」
ライナー「ちきしょー…」
ベルトルトはライナーの肩に手を置いた
ベルトルト「ライナー。君は今何だ?」
ライナー「安心しろ。戦士だ」
ベルトルト「"戦士"としてユミルを信用すると言うの?アイツはマルセルを食った奴じゃないか」
ライナー「ああ、だからこそユミルの立場は明白だ。せっかく人間に戻れたんだ。上手に立ち回って自分だけは生きたいと思っただろう。アイリスとクリスタと出会うまでは」
ライナーはベルトルトの目を見た