第36章 子供達
パカパカと馬の足音がラガコ村に響く
モブリット「報告通りだな。ここまで徹底的にやられてるのに死体どころか血の一滴も残されていない」
「やはりナガコ村の住民達は無事避難したのか?」
モブリット「そうだとしたら巨人達は誰もいない村の中で元気に暴れ回ったことになる。それは考えにくい」
モブリットは歩き出すと馬小屋へ向かう
モブリット「それに避難するのに一頭の馬も使わないなんて事があるか?」
「では一体…どういう事なんです?」
そこへ1人の兵士が走り寄ってきた
「モブリットさん!いました!あちら側です!」
モブリット達は動けない巨人のところへ行く