第33章 打・投・極
そのままズリズリとエレンを引き摺りならが手で歩く
アルミン「なっ何を?」
「へっ無駄な」
「いいぞ!もう少しだ!」
バシッバシッとライナーの首部分から湯気が出る
するとライナーの動きが止まった
アルミン「止まった…あの位置は…」
アルミンは上を見上げると、ライナーが雄叫びをあげた
その声にアルミンとエレンはライナーを見る
辺りに響き渡る雄叫び
ハンジ「!周囲を警戒しろ!巨人を呼んだぞ!」
風で雲が流れエレン達に陽の光が当たる
「周囲に他の巨人は見当たりません」
「ただの悪あがきだ!テメェの首が引っこ抜けるのが先だ!バカが」
「見ろ!もう千切れる!」
その言葉通りライナーの首から血が吹き出る
コニー「何だ鎧の奴…急に叫びやがって」
コニーがそう言うとパキパキと不自然な音が響く
コニー「おい…おい!おいおいおいおいおい!」
大量の血がライナーの首から吹き出るがライナーは雄叫びを上げ続ける
エレン「(行ける!)」
バキバキと超大型巨人は支えになっていた骨格が取れるとゆっくりと倒れる
「上だ!避けろ!」
その言葉を聞いた全員上を見て、エレンは自分に向かって口を開けてるベルトルトを目を見開き見ていた