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残酷で美しき世界の中で

第33章 打・投・極


アニ「ああ…」

アニは持っていた銃を捨てるとエレンに近付く

アニ「力で投げた訳じゃないんだ。相手より力が劣る者が自分を守る為の技術だったりするからね。あんたも知ってて損はしないよ」

アニは得意の格闘術の構えをする

エレン「分かった!少し休憩しようっ!」

エレンがそう言うがアニは既に攻撃を仕掛けてきた
そしてあっという間に飛ばされる
エレンは締め付けて来るアニを剥がそうと必死にもがく

エレン「アニ…降参だ…降参する」

アニ「降参?降参なんかしてないで学習しなよ。力の使い方と女の子との話し方を!」

エレン「ぐあっ!分かった!覚えるから離せって!」

エレンの顔は締め付けにより赤くなっている
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