第32章 戦士
アルミン「おーい!行くよー!あ…」
手を振っていたアルミンは様子を見て手を振るのをやめた
エレンは腕組をして目を瞑り上を見上げる
エレン「(参ったな…昨日からとっくに頭が限界なんだが…)」
パチパチと松明が音を立てる
それは12時間前
エルミハ区
ハンジ「え?」
ハンジ「どうしたんですか?ハンジさん」
ハンジは書類に目を通していた
ハンジ「あ、いや…この前生検したアニ・レオンハートの身辺調査の結果がようやく届いたんだが…」
エレン「アニの?」
ハンジ「ああ、管理状態が杜撰なせいで探すのに今まで手間取ってしまっていたらしい。これによると君達104期の中に2名ほど彼女と同じ地域の出身者が居るようなんだ。その2人はライナー・ブラウンとベルトルト・フーバー」
その名前に全員が驚く