第32章 戦士
『ハンネスさん』
ハンジ「駐屯兵団先遣隊だ!穴の位置を知らせに来たんだ!」
ハンネスは壁に掴まりながら口を開く
ハンネス「穴がどこにもない!」
エレンはえ?と言った後、ハンネスに手を伸ばす
ハンネス「夜通し探し回ったが少なくともトロスト区からクロレバ区の間に異常は無い」
ハンジ「なんだって!?」
ハンネスは壁の上に立つと説明する
ハンネス「クロレバ区の奴らとかち合って引き返してきたのさ。道中で巨人とも出くわさなかったが…」
ハンジは話を聞きながら考え込む
アルミン「でも巨人は実際に壁の内側に出てるんだよ?」
エレン「ちゃんと見たのか?まだ酒が残ってるんじゃないのか?」
エレンは呆れたような顔をしながらハンネスに食ってかかる