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残酷で美しき世界の中で

第31章 ヒストリア


『クリスター!』

明かりを持ったアイリスが登ってきていた

クリスタ「アイリス!」

『あれ?ダズ達は?』

キョトンとした顔でクリスタに問う

クリスタ「ユミルにあそこから落とされて上がってきたらいなかったの。アイリスはどうして?」

『お迎えに上がりました!お姫様!クリスタ頑張れそう?キツイならおぶるよ?』

クリスタは静かに首を振った

クリスタ「大丈夫」

─────
───


パタパタと風で旗が揺れる

エレン「お前達は一緒に来なくていいんだぞ。教官が言ってた通り遭難者を増やすだけかも知れないからな」

ミカサ「そうならないように私も行く」

アルミン「クリスタ達をほっとけないよ…まさかアイリスがいなくなってるなんて…」
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