第29章 南西へ
コニーは自分の家の前に呆然と立っているとライナーが走ってくる
ライナー「コニー!生存者はいたか?」
そこにベルトルトもまだ火のついていない松明を持ってくる
コニー「いない…。いねぇよ…もうおしまいだ。これの故郷はもうどこにも無くなっちまった…!」
涙を流しながらそう訴えるコニーにライナーは言葉が見つからずコニーの肩に手を置いた
そんなライナーをベルトルトはただ見つめていた
ゲルガー「おい、何か妙だぞ!誰か死体を見たか?」
ゲルガーの言葉にコニーとライナーは首を振る
ライナー「いえ…」
ベルトルト「見てません」
ベルトルトは目を逸らしながら答えた