第27章 獣の巨人
獣の巨人「腰に付けた飛び回るやつ」
ミケは呆然として、あ…あ…っと小さく声を出すだけ
獣の巨人「うーん…同じ言語のハズなんだが…」
ポリポリと耳を掻く獣の巨人
獣の巨人「怯えてそれどころじゃないのか…つーか、剣とか使ってんのか…やっぱ項にいるってことは知ってんだね?まぁいいや。持って帰れば」
手を伸ばされたミケは怯え頭を抑え地面に伏せる
カチャッと言う音にミケは目を見開くと獣の巨人は立体機動装置だけ持っていた
そして何事も無かったかのように後ろ向いて歩き出す
ミケは荒い息を繰り返していた