第27章 獣の巨人
そしてまた2人は考え込む
コニー「夜に抜け出してやろうか…」
サシャ「私なんてまともな人間になるまで帰ってくるなって言われてるんですよ?」
コニーはフッと小さく鼻で笑う
コニー「俺はお前みたいなチビに兵士は無理だって言われてた。しかし俺は天才だった10番内で兵士になった。だから村に帰って見返してやるのさ」
ライナー「コニー、お前が本気なら俺は協力するぞ?」
コニーはライナーに顔を向ける
コニー「あ?何で?」
ライナー「おかしいと思わねぇか?何で私服で待機なんだ?兵団服も着るな、訓練もするなだぞ」
ライナーはそう言うと立ち上がり窓に近寄る