第25章 慈悲〜ストへス区急襲2〜
アルミン「出来なかったんだ。多分、女型の正体がアニだったことがブレーキになって!」
ジャン「何…?」
アルミン「兎に角助け出さないと…!」
アルミンは再び瓦礫を退かし始める
アルミン「ジャン…!手を貸して…!」
ググググッと持ち上げるアルミン
ジャン「出来なかった…?クッ…!」
ジャンはエレンの横へ行き声を荒らげる
ジャン「ふざけんなよ!お前!いつかお前に頼むって言ったはずだよな!?お前なんかに世界や人類や自分の命を預けなきゃいけない俺達への見返りがこれかよ!?マルコは…マルコはな…そんな…!」
ジャンの声にエレンは薄らと目を開ける