第25章 慈悲〜ストへス区急襲2〜
エレン「やってる!けど…!」
いくら噛み付いたところで血しか溢れでない
エレンは痛みに耐え切れずに声を上げる
そこにミカサはエレンに合わせてしゃがみ込む
ミカサ「本当に?」
その言葉を聞いたエレンは驚いた様にミカサを見た
エレン「っ!」
ミカサ「まだアニと戦う事に躊躇してるじゃないの?」
エレンは静かに視線を逸らした
アルミン「エレン…?」
ミカサ「まさかこの期に及んでアニが女型の巨人なのは気の所為なのかも知れないなんて思ってるの?」
エレンは黙ったまま
アイリスはミカサの目を見て若干引いていた