第23章 敗者達〜第57回壁外調査6〜
それは幼少期のエレンだった
ミカサ「エレン、調査兵団はやめた方がいい」
エレン「なんだよ!お前も調査兵団を馬鹿にするのか!?」
ミカサ「馬鹿にするとかそういう問題じゃあ…」
リンゴーンリンゴーンと鐘の音が響き渡る
エレン「調査兵団が帰ってきたんだ!正面の門が開くぞ!行くぞミカサ!英雄の街宣だ!」
エレンはそう言ってミカサの手を引っ張った
丁度いい箱の上に乗り見ると、そこには負傷した兵達の姿
「これだけしか帰って来なかったかよ」
「わざわざ壁の外に出るからこうなるんだよ。これじゃあ俺らの税で奴らを太らせてるみたいなもんだ」