第4章 その日〜シガンシナ陥落2〜
「弟だぁ!?にしては全然似てねぇな!姉と言うなら落とし前きっちりと付けてもらおうか?」
美しく綺麗に成長したアイリスに兵士はニヤリと笑いながら言った
『ですからこうして頭を下げてます。まだ何かお望みで?』
騒ぎが大きくなると兵士はチッと舌打ちをする
「クソ…今度だけだぞ!」
『ありがとうございます』
頭を下げるアイリスにアルミンが声を掛ける
アルミン「アイリスが頭を下げるなんてしなくて良かったのに…」
『アルミン…男は簡単に頭を下げたらダメなんだよ。それにあんたら3人を守るのが私の役目って言ったでしょう?』
アルミンは静かに思った
アイリスはどうしてこうも強くいれるのかと…ずっと涙を見せてないその姿に