第21章 噛みつく〜第57回壁外調査3〜
『「兵長…」』
エレンとアイリスは息ぴったりでリヴァイを見た
リヴァイ「気分はどうだ?」
それはエレンに問われたものだった
エレン「……っ…あまり良く…ありません」
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リヴァイ班達は古城に帰ってきていた
エレン「実際に敵意を向けられるまで気付きませんでした。あそこまで自分のは信用されてなかったと」
リヴァイ「当然だ。俺はそういう奴らだから選んだ」
エレンは少しだけ顔を上げた
リヴァイ「生きて帰って来るのが調査兵団の通説だが、巨人と対峙すればいつだって情報不足。いくら考えたって分からない状況が多すぎる」