第14章 傷〜トロスト区戦防戦8〜
すっかり腰が抜けた兵士は両手でズルズルと後ろに下がる
ミタビ「やっとくたばったか!クソ野郎!」
ドシンッドシンッと言う音にミタビ班とイアン班はそっちを見る
すぐ側で片手を上げている巨人の姿
イアンは慌てて屋根の上を転がる
イアン「一旦距離を取れー!」
ミカサ「アッカーマン戻りました!ミタビ班に合流します!」
そう言うとミカサは高く飛んだ
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走っていたコニーはうわぁぁぁ!と声を上げながら巨人の手を素早く通り抜ける
そしてワイヤーを投げるとカキンッと弾かれた
コニー「あれ!?うわぁぁぁ!」
コニーを追い掛けていた巨人の手にワイヤーが刺さった