第14章 傷〜トロスト区戦防戦8〜
アイリスは再び笑い出す
『そうですよね?怖くて逃げ出したいくらいですから』
リコ「何!?」
イアン「アイリス止めろ!だから俺達にはこれしかないんだ。あのよく分からない人間兵器とかの為に命を投げ打って健気に尽くす事だ。悲惨だろう…俺達が唯一出来る事なんてそんなもんだ。さあどうする?これが俺達に出来る戦いだ。俺達に許された足掻きだ!」
イアンはアイリスとミカサを見ていて、ミカサもアイリスとイアンを見た
そして少しの間静まり返る
リコ「そんなの納得出来ない」
そう言ってリコは背中を向けて歩き出す