第14章 傷〜トロスト区戦防戦8〜
イアン「そうだ。何人死ようと何度でも繰り返す!」
その言葉にリコ達は開いた口が塞がらなかった
『あはは!そうですね!例え死んでも成果がなければ死にきれませんよね!それこそ皆さんが嫌ってる"無駄死"になります』
リコ達はキッとアイリスを睨む
リコ「無駄死だって!?」
『だってそうでしょう?ここで成果を出さなかったら犬死にどころか無駄になる。皆さんは無駄にしたいんですか?奪還出来るかも知れない可能性を今捨てるんですか?それとも自信がないんですか?だったらいいです。リコ班、ミタビ班は精鋭では無かった。ただ死ぬのが怖い腰抜けだった。そういう事ですね』
アイリスはそう淡々と言い切った