第12章 応える〜トロスト区戦防戦6〜
「隊長、部隊編成が完了致しました」
ああ、ご苦労と吐き捨てるように言った
ピクシス「そうか…その地下室に行けば全てが分かると」
エレン「はい…信じてもらえますか?」
エレンは座ったままピクシスに聞いた
ピクシス「お主自身が確証を得られん以上は、とりあえず頭に入れておくと言った所かのう。しかし物事の真意を見極める程度の事は出来るつもりじゃ。お主らの命はわしが保証しよう」
全員その言葉に肩の力を抜いた
ピクシス「アイリス訓練兵とアルレルト訓練兵じゃったかな?」
『「はっ!」』
ピクシス「お主らは先程巨人の力とやらを使えばこの街の奪還も可能だと申したな」