第11章 左腕の行方〜トロスト区戦防戦5〜

ｴﾚﾝ「(俺が巨人じゃないって思っているのは俺だけか？くそ！ここに至るまでの記憶が無い！体が怠くて立てねぇし…無駄に喋っても殺されそうだ！人間に殺される？そんな馬鹿な事が！そもそも何だって？巨人の体内から俺が出てきた？何言ってんだ？どういう事なんだ、それは！あれは夢じゃなかったのか!?もしそうならこの服のない部分から腕が生えたって事だぞ!?それはまるで巨人じゃねぇか！そんな馬鹿な！なんで俺が？何で!?)」

「もう一度問う！貴様の正体はなんだ！」

エレンはクッと歯を食いしばった
アイリス、ミカサ、アルミンはエレンを見つめた