第9章 小さな刃〜トロスト区戦防戦3〜
ドシンッドシンッとミカサの方に歩いてくる巨人
─────
───
─
ジャン「(駄目だ!本部に近づくことさえ出来ない!犠牲を覚悟しない限りは…)」
うわぁぁぁぁっと言う声にジャンは視線を向ける
そこには飛ぼうとしてもガスが切れて飛べなくなっている訓練兵の姿
ジャン「(まずい!あいつガス切れだ!)あ!」
助けに向かおうとするジャンは驚きで足が止まる
「うわ、来るな!来るな!」
「トム今助けるぞ!」
飛んでいった訓練兵にジャンは止せ!と静止をかける
ジャン「もう無理だ!」
巨人に捕まり涙を流しながら首を振る訓練兵