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残酷で美しき世界の中で

第7章 初陣〜トロスト区戦防戦1〜


「つまり目的は"捕食"ではなく"殺戮"にあるのではないかとされている。そしてここまで人類が追い詰められた最大の要因は巨人の脅威的な生命力にある。昔から人類は大砲の技術を有してはいたが、それだけでは対抗出来なかった。巨人は頭を吹き飛ばされても死なず、また個体差はあるが無くなった頭部は1、2分で元通りになってしまう」

それを聞いていた訓練兵はざわめき出す

「教官!それでは巨人は不死身ですか!?」

さっきまで巨人の話をしていた教官は黒板に後ろを向いた人型の絵を描く

「不死身ではない。巨人を倒すのは一つここを狙う」

丸く囲まれた場所は項
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