第33章 懐かしの味
衣墨
「びゃくを今すぐ呼び戻して抱いてもらえば良くなる。」
佐藤
「え?」
衣墨
「ある程度の年数を生きている妖怪が人間と"意識"的に、
交尾するとな……不思議な事に人間はこの妖界に順応できる身体になれるのさ。」
佐藤
「それはつまり……」
衣墨
「通常、人間は長い間…妖界では過ごせないんだ。
だからもし長く居るつもりがあるならば、
さっき言った通り…それを妖怪とする必要がある。」
佐藤
「…そうなんですね…でも……」
衣墨
「でも?」
佐藤
「…白夜さんはきっと直ぐになんて…帰ってきてくれないです…」
衣墨
「なんでだよ?お前ら仲良しじゃん?ラブラブじゃん?!」
佐藤
「そ、そうかなぁ…やっぱりお仕事の方が(;´д`)💦」
衣墨
「いやいや!アイツならお前の緊急事態なら飛んで戻ってくるさ!
言ってみな?妖糸に触れて…助けてって??
俺がお前の旦那なら下半身丸出しで喜んで飛んでくるぜ?」
佐藤
「 :(;゙゚'ω゚'):きもちわるっ…」
衣墨
「おまっ!!お前!!今なんつった!!?
襲ってやる!!白夜の代わりに液体を流し込んでやんよ!!」