第32章 ジィジの味
白夜
「父さん…冷静に孫を見てくださいよ…
小夜は"カエルの着ぐるみ風のおくるみ"に
包まってるだけです。」
パニックになっているお義父様に、
冷静な助言をする白夜さん。
(なんかお義父さまと白夜さんて…
性格が全然違う(´⊙ω⊙`))
婚礼の儀の時には気付けなかった、
お義父さまの姿が見えて新鮮です。
(たいへん…それどころじゃ…
小夜が泣きそう!!)
という感じなので、
私は素早く小夜の視界に立つ。
お義父
「なんじゃて!!?」
小夜
「(。#・ω・。)"」←ママ発見。通常に戻る
お義父
「おー!!確かに!包まれているだけじゃのぉ…
お……ぉぅ……なんてめんこい…
さーょちゃん!ジジイでちゅよぉ〜」
小夜
「(。・ω・。)」
お義父
「おっ!笑った!!ワシを見て笑った!!
なーんて…めんこい…わしゃ…わしゃ……
生きててよかったよぉ…ババア!あの世で悔しがってな!!
ぅゔっ……小夜ちゃん…小夜ちゃん……」
小夜
「(。・ω・。)」