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ド ロ ッ プ ス .
第30章 吐息の味
コト
「きゃあぁあ!!!雫!雫!大丈夫!!???💦」
俺はそれでも"人間の良心"を信じ、
妖力を使わず…チンピラの刃を右目で受け止めた。
雫
「…ッ……」
(…呆れた………
コトのように弱い命を助けようと頑張る人間もいれば…
こんな…虫ケラも……)
コト
「雫…もういいよ!私が行って済むなら……」
雫
「…コト…下がってて……」
コト
「でも!」
雫
「…これ見たら…安心してくれる?」
コト
「え?💦」
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